催眠療法のすすめ!

アメリカで臨床心理の勉強をし催眠療法でみなさんの生活を助けたいと思っております。

【5分でできる】お手軽に始められる自己催眠の方法と効果

こんにちは。催眠療法士のRyoです。

 

催眠療法というと少し怪しいと思う人が多いとおもいます。中には前世がわかるなど霊的なものと結びつけられがちですが、学問としてれっきとした系譜があります。

起源はフロイト精神分析から始まっています。いまのカウンセリングのほとんどもここからスタートしています。フロイトも初期は催眠術の走りのようなものを使用しています。

そんな催眠術は適切に使うことで自分自身の精神をある程度コントロールできたり、大事な人を苦しみから解放することができます。

 

私自身、トラウマやPTSDなど重度の精神障害を克服するために使用するのは催眠術だとは思いません。対話を中心とするカウンセリングの方が時間もかからず安全に行うことができます。

では、どういったときに催眠療法を使うのがいいのか?という質問に答えたいと思います。それは、日常的なストレスやフラストレーションから解放されたいときに使うことです。恋人と喧嘩して精神が落ち着かない、会社でトラブルを起こしてしまい気分がふさぎこんでしまう。それらの精神的な閉塞感から体調がすぐれない。などなど。

 

そんな日常のちょっとした問題を解決出来るようなお手軽な自己催眠の方法を紹介いたします。

これは瞑想の延長線上にあるものと捉えてください。精神を落ち着かせ心身ともにリラックスした状態になります。

 

誰でも簡単にできる自己催眠の方法
  • まず、ソファやベッドなどリラックスできる環境を整えます。できるだけ周囲は静かで明かりは明るすぎない方がいいでしょう。真っ暗にする必要はありません。
  • ゆっくりと目を閉じます。
  • 全身の筋肉の緊張を取っていきます。まず顔と肩。背中。お腹。足。と全ての筋肉の緊張が取れてることを確認してください。
  • 深く深呼吸をして自分の深呼吸に集中してください。お腹の動き、肺の動き、鼻、口すべてです。
  • 次に目を閉じたまま真後ろに視線を移すようなイメージをしてください。目を後頭部に持って行くような感じです。
  • 意識がとても深い状態まで落ちていきます。体が浮揚するような感覚です。これがまさに催眠状態です。
  • リラックスと20回心の中でつぶやいてください。
  • 次に自分がいま必要としているポジティブな言葉を20回心の中で唱えてください。疲れが取れる、すっきりする、成功できるなどなど。その際、実際に言葉通り行った時のことをイメージすることが大事です。いい言葉が出ないときはリッラクスと唱え自分の体の隅々まで緊張がなくなるイメージをしてください。
  • 最後に心の中でゆっくり10から1へと数字を一つ一つ降りて行ってください。0になったときには体が完璧にすっきりとして目を覚ますことができます。ゆっくりと目を開け自分の体と向き合ってみてください。

以上が自己催眠の方法です。慣れるとなんら難しいことはありません。簡単に精神を落ち着かせてリラックスした状態になります。

自己催眠のコツとは?

一種のセルフマインドコントロールの方法だと思ってください。コツは実際にリラックスした状態をイメージすることです。催眠状態でイメージしたことは現実の体に反映されやすいです。そして、こうやって自分の精神的な部分と向き合うことこそがリラックスへと導いてくれます。

どうでしょうか?ぜひみなさんも試してみてください。

なぜこれが効果的なのか?催眠とはなんであるのか?と疑問に思う人もいるかもしれません。それについては次の記事から少しずつ解説していきたいと思います。

では次の記事で会いましょう!